子どもについて②

子ども

転院

心臓の手術をするのを見越して、転院することになりました

当然、今まで入院していた病院よりも自宅からの距離は離れたので時間がかかります

産後、2ヶ月くらいの私にはなかなかハードでしたが

母乳の配達係として病院に必死に通っていました

最初の数日は、更に詳しく検査が続き

心臓エコーをするため眠剤使用するが、なかなか効かなかったわ〜酔ったみたいになってた

常に胸には、ポータブルの心電図など測定する機器がずっと付けられた状態で

数値が下がるとアラームが鳴る、それこそあちこちで鳴るのだが

最初は、ちょっと鳴るたびにハラハラしていましたが

3・4日たてば慣れた・・・「はいはい、大丈夫かい?」みたいになった

3キロ台に乗ったら手術をする予定になっていましたが

相変わらず、ミルクは口から飲めない経鼻哺乳の状態ではありましたが思ったより体重は増えず

もともと、生まれた時の体重は2650グラムほどだったのですが

大体、2・9キロくらいを行ったり来たりしていました

体重3キロの道は険したかったです

心不全を起こした

そんなある日、確か日曜日だったはず

平日の、私一人が面会に行く時は決まった時間の電車に乗って病院へ行っていたのですが

この日は、そう夫よ!!夫がいたので彼のペースになってしまいいつもの時間には病院へ

到着できなかったんですよね・・・到着して子どもを見ると大泣きしてしまっており

アラームがずっとなってて、泣いてるからなんかなぁ?とか思っていたのですが

これ、大丈夫?となった時には看護師さんがやって来ていつもとちょっと違う様子で

えっ?怖い・・・やめてやと半泣きになっていましたら

処置の為、一旦親は病室から出て遠目から見ても明らか大変そうな状況・・・

私は、泣いてはいませんでしたが頭が真っ白でちょっと震えていて

もう、生きた心地がしなかったです

その日は、休日ですし担当の循環器の先生はおられず

前日からの当直明けで帰るところだった、当時の部長先生が引き返して下さって処置にあたって下さいました。

先生からの説明を受ける為に、病室に戻り 心不全 を起こしたことを聞きました

処置をして、今は薬で眠らせている・現状落ち着いている大丈夫

しかし今度また心不全を起こすと危険 など説明を受けました

赤ちゃんの仕事の1つである、泣くことさえ今のこの子にとっては負担になってしまうんや

と、改めて子どもの病状を重く受け止めました

そして、この心不全がきっかけにもなり病院に夜間も付き添いさせてもらう事を決めました

付き添いすることが許されていた病院だったので、ありがたかったです

なんせ出産してから、そのまま入院生活をおくっていたので

自宅で朝から晩までずっとのお世話もしたことがないし、夜間の授乳もしたことないです

退院してからの生活を想定しつつ、安心して病院で過ごせるならいいじゃないか!と考えました

手術

24時間付き添いする訳ではなかったのですが、主に昼から夜間にかけて病院に居させてもらって

次の日の朝に、一度帰宅して家事を大雑把?にこなしまた整えて病院に向かう

と、いう感じで過ごしていました

晩ごはんは、病院内のコンビニでハマったインスタントの豚汁うどんを

「温まるわ〜」とか言いながら食べてました

なんなら、夜間面会に来た夫にも豚汁うどんすすめてたほど(笑)豚汁うどんに助けられた

肝心の子どもは、なかなか目標体重到達しない日々が続いていましたが

手術日程の調整に入るということになり

まず、手術を担当して下さる小児心臓血管外科の先生方の今の詳しい状態や術式の説明があり

夜に、麻酔科の先生が説明に来られ 各々同意書にサインしてなど・・・情報量がすごかった

手術当日は、確か午後からだったはずでもちろん両親が手術の待機室で待機してたはずだが

夫と居た記憶がない・・・なんなら、術後すぐのICUでの短時間の面会した時も

夫は居たはずだが、私の記憶になく・・・私の母とICUに面会に行った記憶はあるのだが

なぜだろう?まあ、いいか・・・そっとしておこう

手術が終わってICUでの子どもは、大きすぎるベッドに寝かされ色んな管がたくさん付けられていて

血液が体に付着してたのをすごい覚えてます

そんな状態の人を生まれて初めて見たので、本当にびっくりしてというかビビリました

この子、こんなに小さいのにすごい手術したんやな・・・本当によく頑張った(涙)×100 

と、思った後に付けられてる点滴やらの管の数を数えてた・・・

面会に行くたびだんだん減っていく管の数を数えて状態のバロメーター的に見てました(汗)

ちなみにICUには、確か1週間以上お世話になってたはずです

ICUから病棟におりてきて、その日からミルクなんといきなり100ミリリットル飲んだんです

看護師さんが、「この子めっちゃミルク飲みたかったんやで!これからは遠慮せんと飲みや!」

と、言ってもらった時はこの子が本来持ってる生きる力を取り戻したんだと安心しました

それからは、日に日にミルクの量も増えて少しふっくらした頃に退院となりました

そう、退院時に言われた今でも忘れられない言葉があるのですが・・・

病棟の師長さんが子どもを抱っこしてくれていたのですが

「この子、はっきりした子やね〜ほんま」とポツリと言いはったんですよ

はっきりした子?確かに、抱き癖ついてしまってて泣いて抱っこしたらピタッと泣き止む

うん、はっきりしてるよね?その事かな?どうゆう意味かな?

と、???と思いながらもお世話になった皆さんにご挨拶して病棟を後にしました

これは、たまたまなのか師長さんの勘だったのかは分かりませんが

私は、後に師長さんに言われた言葉を思い返すことになります

③へ、続きます

次回からは、退院してから療育園・診断などについて書いていこうと思います

ありがとうございました

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